理事長ご挨拶
共栄学園 理事長 岡野 貴樹
共栄学園の歴史は、昭和13(1938)年11月、東京は葛飾の地に小さな裁縫女学校が創設されたことに始まります。以来、中学校の併設や男女共学化など時代に即した諸改革を経て、現在は学業、クラブ活動など多方面で高い成果をあげる中学・高等学校の一貫校へと発展を遂げました。創立者の岡野弘先生・さく先生は、この国の未来を担う若者を知・徳・体の調和した有為の人材に育て上げることを教育の目標に掲げられました。また、岡野弘先生は苦難の多い自らの人生のモットーとして「至誠一貫」を標榜し、その実践に努められました。その理念と志は現在の本学園に脈々と受け継がれ、今なお常に立ち返るべき原点であり続けています。数多くの若者が本学園でお互いに学び合い、高め合うかけがえのない日々を過ごし、自らの将来に大いなる可能性を見出してくれることを心より願っています。
校長ご挨拶
共栄学園中学高等学校 校長 御宿 重夫
本学園は「清明・誠実・創造」を校訓とし、教育目標である礼法を学び知性豊かな人材、創造性に富み自立できる人材、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。その為にも「文武両道」をモットーとし、学業・クラブ活動・文化活動に、生徒一人一人が自身の良さを発揮し、可能性を信じ、探究的・創造的・体験的に活動できるよう教育活動プログラムを展開しています。みなさん、今後さらに加速するグローバル化社会に向け、多様な文化・社会的背景に対して興味・関心を持ち、主体的に課題を設定し、その為の的確な情報を収集し論理的に整理・分析する能力を積極的に身につけることが大変重要になります。基礎から発展まで段階を追い、着実に力を伸ばす学校完結主義を貫き、目標の達成や夢の実現のためにチャレンジ精神を持ち続ける姿勢を大切にして下さい。そして、私たち教職員一同と一緒に有意義な学園生活を送りましょう。